ヨコに読みます
「この状況で待てができるほど、僕は主に忠実じゃないよ?」 会社員の江黒利槻は、密かに想いを寄せていた同僚男性の婚約を知り、自宅でヤケ酒をしていた。 すると、突然猫耳付きの見知らぬイケメンが現れ、失恋の傷を慰めてくるので、酔いが回って幻覚を見ているのだろうと一旦眠りにつくが、翌朝も状況は変わらず……。 しかも、謎のイケメンの正体は飼い猫のアルブで!?!? 自らが化け猫だと明かしてからのアルブは、人間の体でじゃれ合ってくるようになり、人語で囁かれる言葉やえっちな行為に利槻は振り回されっぱなしで――。